日産エクストレイルの購入を考えているけど安全性はどうなのかな?と気になっている方は多いのではないでしょうか。
今や、新車に当たり前に備わっている先進安全装備ですが、自動車メーカーごとに性能差があります。
どうせなら、より安全性が高いとされるクルマに乗りたいところ。
果たして、日産エクストレイルの安全性はどうなのでしょうか?
今回は日産エクストレイルの安全性について解説していきます。
エクストレイルの安全性能!
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail.html
日産エクストレイルは以下の安全装備を全グレードに備えています。
・SRSエアバッグ〈運転席・助手席〉
・VDC(ビークルダイナミクスコントロール、キャンセルスイッチ〔TCS機能含む〕)+ブレーキLSD
・インテリジェント エマージェンシーブレーキ
・踏み間違い衝突防止アシスト
・フロント&バックソナー
・LDW(車線逸脱警報)
・進入禁止標識検知
・運転席シートベルト非着用時警告灯&警告音(シートベルトリマインダー)
・キー忘れ警報
・ヘッドランプ消し忘れ警報
・パーキングブレーキ戻し忘れ警報
・燃料残量警告灯
・半ドア警告表示
・イモビライザー(国土交通省認可品)
・2ステージロードリミッター付ダブルプリテンショナーシートベルト〈運転席〉
・2ステージロードリミッター付プリテンショナーシートベルト〈助手席〉
・全席ELR付3点式シートベルト
・上下調整式シートベルトアンカー〈前席〉
・ABS(アンチロックブレーキシステム)
・EBD(電子制御制動力配分システム)
・ブレーキアシスト
・チャイルドセーフティドアロック
・ISO FIX対応チャイルドシート用アンカー(セカンドシート)
・バッテリーセーバー(ヘッドランプ、ルームランプ)
・エアバッグ展開連動ハザードランプ
・4輪ベンチレーテッドディスクブレーキ
これだけの安全装備をエクストレイルではすべてのグレードに標準で装備しているのですから、安全装備にぬかりはありませんね。
ちなみにサイドエアバックとカーテンエアバックは、全グレードでオプション設定となります。
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail.html
現行エクストレイルは、発売当初は「エマージェンシーブレーキ」「踏み間違い衝突防止アシスト」「LDW(車線逸脱警報)」「進入禁止標識検知」のみを全グレードに標準装備していました。
2017年6月のマイナーチェンジにより、「エマージェンシーブレーキ」は「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」へパワーアップしています。
以下の安全装備は、最上位グレードである「20Xi」と「20Xi HYBRID」にのみ標準装備となり、20Xはオプションとなります。
・プロパイロット
・インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)
・BSW(後側方車両検知警報)
・RCTA(後退時車両検知警報)
「インテリジェント DA(ふらつき警報)」は、全グレードでオプション設定となっています。
クルーズコントロールは20Xiと、20Xi HYBRID以外のグレードがオプションで選ぶことができます。
エクストレイルはガソリン車の燃費が15.6km/LとミドルクラスSUVではなかなか燃費が良いです。
燃費が良いので長距離ドライブも安心して楽しめます。
また、思いっきり遊んだ後は帰りのことは気にしたくないもの。
プロパイロットなら、高速道路でも同一車線をキープして走行できるのでドライバーの負担を軽減してくれますよ。
エクストレイル自動ブレーキの効きは?
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail.html
どの自動車メーカーも力を入れている安全装備が自動ブレーキです。
エクストレイルの自動ブレーキは、フロントガラス上部に設置したカメラで前方の車両・歩行者を検知します。
衝突の危険性があるとシステムが判断すると、メーター内ディスプレイに警告表示とブザーによってドライバーに注意喚起して回避操作を促してくれます。
注意喚起した後、ドライバーがブレーキ動作をしなかったもしくは間に合わない場合は、自動的にブレーキ作動を行い衝突回避、もしくは衝突被害を軽減します。
エクストレイルの自動ブレーキの名称はインテリジェント エマージェンシーブレーキです。
インテリジェントエマージェンシーブレーキは、
・対車両:約10〜80km/hの範囲で作動
・対歩行者:約60km/h以下で作動
・約30km/h以下で衝突回避
このような能力があります。
エクストレイルの横滑り防止機能の性能を知りたい!
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail.html
日産エクストレイルには横滑り防止機能が備わっています。
名称はVDC (ビークルダイナミクスコントロール)システムです。
VDCは、各種センサーを用いてドライバーの車両の操作と動きを監視します。
走行状態に応じて、ビークルダイナミクスコントロールシステムは次の機能を作動させることがあります。
・駆動輪が滑っている場合、スリップ軽減のためにブレーキ圧を制御。滑っていない同車軸の駆動輪に動力伝達を行います。
・駆動輪のスリップ低減のために車速に応じてブレーキ圧・走行用モーターの出力制御。
また、次のような状況では車両の制御をキープするために、車輪ごとにブレーキ圧と走行用モーターの出力制御を作動させます。
・ハンドル操作に対し車両の旋回が追いついていない状態(アンダーステア)
・特定の路面や運転条件で車両がスピンする(オーバーステア)
ビークルダイナミクスコントロールシステムは、カーブを走っている時、タイヤがスリップや横滑りしたりするのを防いでくれます。急ブレーキした際はタイヤロックを抑制する機能も備わっています。
エクストレイルは運転しやすいのか?
結論を言えば、エクストレイルは運転しやすいクルマとは言えません。
エクストレイルの最小回転半径は5.6mで、クロスオーバーSUVの中でも大きい方です。
特にコンパクトカーの運転になれていた人だと、今まで一発で入庫できた駐車場でも切り返さないといけないケースも出てくるでしょう。
路地を右左折するときも大回りになってしまう可能性もあります。
エクストレイルのヒップポイントはSUVらしく高めに設定され、見晴らしは良いですがかろうじてボンネットの手前が見える程度です。
ボンネットの先端は見えないので、見切りは良くないです。
更に、Aピラーは太めの作りで傾斜がきつめですから、視界が塞がれている状態で死角になってしまいます。右左折するときは歩行者を見落とさないよう注意してください。
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail.html
エクストレイルはお世辞にも運転しやすいクルマとは言えません。
今まで大きい車を運転してきた人がエクストレイルに乗り換える分には、特に問題ないかもしれませんが、逆にコンパクトカーなどエクストレイルよりも小さい車から乗り換える人は運転しにくいと感じるでしょう。
ですが安心してください。日産エクストレイルでは、そんな方でも安心して運転できる装備を取り揃えていますよ。
・インテリジェントアラウンドビューモニター
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail.html
歩行者・自転車の移動物を検知し、ナビ画面表示とブザー音で注意喚起します。
・インテリジェントパーキングアシスト
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail.html
あらかじめ駐車枠を指定することで、それに沿って自動でハンドル操作を行ってドライバーの駐車サポートをしてくれる機能です。
エクストレイルのように後方視界が見えにくいクルマには必須の装備と言えるでしょうね。
・インテリジェントルームミラー
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail.html
車両後方に取り付けたカメラの映像をルームミラーに映し出してくれる機能です。
たとえば、2列目シートに乗員がいたりたくさんの荷物が積載されて後方視界が確保できない状態でもクリアな後方視界を保つことができます。
・インテリジェントDA
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail.html
ドライバーのハンドル操作からふらつき検知してメーター内に表示してさらにブザー音で休憩を促してくれます。
以上の装備は単独でつけることはできず、「ニッサンコネクトナビゲーションシステム」を含むセットオプションとなります。
20S/20X系のグレードですべての装備がクルーズコントロールとのセットオプションになっています。
価格は349,920円と高めですが、良好な視界の確保と見切りの悪さをカバーしてくれる装備です。
運転が苦手という人ほどぜひ付けておきたい装備ですね。
→→エキストレイルの価格はどれ位?グレードによって違う?の情報はこちら