スバルのレガシィB4を知っていますか?

日本では一昔前に人気の全盛期を迎え、現在では海外での人気も高まっているセダンです。

2017年にモデルチェンジしたモデルは、日本で今も販売中です。

さて、今回はそんなレガシィを購入の際に絶対に

気になってしまうであろう燃費について詳しく見ていきます。

 

燃費一つでこの先かかってくるガソリン代などに大きく変わりますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

レガシィの燃費について

レガシィB4の燃費はどのような感じなのでしょうかね?

わかりやすく、同じようなタイプの車で比較していきます。

 

ここでいう「燃費」というのは、公式に発表されているいわゆる「カタログ燃費」についてです。

 

そもそも燃費とは?

自動車でいう燃費とは、一定のある量の燃料でどれだけの距離走れたか、または、一定の距離をどれだけの燃料で走りきることができるかを示しています。

 

例えば燃費の単位として1リットルの燃料あたり何km走れるかを表すkm/L が用いられます。

 

または100km走るのにどれくらいの燃料が必要になるのかを表すL/100km も用いられます。

この表記は、欧州など海外でよく使われているものです。

日本で表記されるのはkm/L ですね。

 

燃費の測定方法

燃費は割とデリケートなものなので、測定方法一つで値が変わってきます。

ですので、これまでのカタログ燃費の測定方法について紹介していきます。

 

・10・15モード

これは燃費の測定が始まった時の測定方法となります。

1991年に燃費の測定方法として定められ、

2011年まではメインで使われていました。

 

詳しい測定方法は、もうほとんど使われてないので省略しますが、簡単に言うと市街地や郊外を想定していた方法です。

測定の項目にある速度の指定が細かく無く、現状とかけ離れている部分があるので測定方法が変更されたのでしょうね。

 

・JC08モード

JC08モードは2011年4月に、それまでに使われていた10・15モードに変わって使われるよになった測定方法です。

 

JC08モードは10・15モードよりも現実の使用状況に近づけるため、エンジンの冷えた状況からの急発進やよりきめ細かい速度変化などが追加されました。

 

・WLTCモード

燃費の測定は、国ごとに測定方法が決められていました。

そのため、メーカーは海外で車を販売するにはその国で試験をしてそれぞれの基準をクリアする必要がありました。

それは面倒ですし、海外での販売を阻害してしまいそうですよね。

 

そこで、その試験方法を共通化しようとして導入された国際基準が「WLTC」です。

 

車の審査もグローバル化の波に乗っていますね。

 

このWLTCモードでの表示は2018年10月以降に販売する新型に対して、JC08モードと併せて表記するように義務化されます。

 

 

レガシィの燃費比較

実際に、レガシィB4の

燃費を紹介します。

ここで紹介する燃費は、

全てJC08モードとなっています。

 

レガシィB4 2014年10月 フルモデルチェンジ以降

ベースグレード・・・14.8km/L

Limited ・・・・・・14.8km/L

 

2014年以降のグレードは

どれも同じ燃費なのですね。

 

現在は販売を終了している

モデルについて抜粋で紹介します。

 

2014年4月モデル

2.5i Bスポーツ・・・14.4km/L

2.5i アイサイト
Sパッケージ ・・・・13.2km/L

 

2013年5月モデル

2.0 GT DIT  ・・・・12.4km/L

 

2013年5月モデル

2.5i・・・・・・・・13.0km/L

 

発売年が最近になってくるほど、

(ばらつきは少々ありますが)

だんだんと燃費が

向上してきていますね。

 

例えば、燃費が

12.4km/Lから14.4kmL

に2km/L上昇したとすると、

簡単に言えば

ガソリン1Lで走れる距離が

2kmも増えるんですよ!

 

2018年現在

レギュラーガソリンが約140円/L

ハイオクガソリンが約150円/L

となっていますので、

燃費を上げると同じ値段

でも走れる距離が

全然変わってきますね。

 

コラム

現在はレギュラーガソリンの値段は上記の通りですが

安い時には100円代前半になることもありますよね。

 

自動販売機に売っているコーラは、500mlで安くて

150円くらいなので1Lあたり300円計算になります。

 

 

 

 

 

 

ガソリンの値上がりがよく言われますが

コーラの方が全然高いなんて面白いですね。

レガシィの実燃費は?燃費確認法も紹介

上で紹介してきた燃費は、

販売業者が紹介している

カタログ燃費です。

 

他にも実際に自分で燃費を確認したりする

実燃費というのがあります。

 

実燃費はカタログ燃費とは

少々異なっているので、

確認方法とともに紹介します。

 

実燃費とは?

実燃費とは一体なんなのでしょうか?

簡単に言ってしまうと、

車の購入者が測定した燃費

ということになります。

 

実燃費はその名の通り

実際に走行した時の

燃費ですが、販売もとは

これを記載してはいません。

 

カタログ燃費と実燃費の違いは?

実燃費は一般的に

カタログ燃費よりも低くなります。

 

その理由は簡単で、

実際の道を思い出してみて下さい。

 

 

平坦だと思っていた道も、

起伏があり滑らかではなく、

曲がったりする度に

ブレーキを踏まなければ

なりません。

 

信号が赤になってしまえば

一度完全に止まらなければなりません。

 

 

まっすぐに平坦な道を、

ブレーキをかけずに

進むのであれば当然燃費は良いです。

 

しかし、実際にそんなことってなかなか

ないですよね。

 

減速や加速にはもちろん

エンジンに負荷がかかり、

燃費が悪化してしまいます。

 

燃費の測定方法が新しくなって

実際の状況に近づいてきましたが、

やはりまだ2つの間には

差がありますね。

 

実燃費確認方法

実燃費はどう確認したら良いのか。

燃費の確認方法をご紹介します。

 

とても簡単な方法なのですが

目安とするには十分です。

 

満タン後の走行距離÷満タンまでの給油量

 

ガソリンを満タンにした時の

給油量を記録しておき

車を走らせます。

その時に走れた距離が

満タン後の走行距離です。

 

50Lで満タンにでき

600km走れたとすると

実燃費は12km/Lになります

 

レガシィの実燃費

購入者などが載せている

レガシィB4の実燃費を紹介します。

 

燃費の口コミサイトをみてみると

街中で乗ると1Lで

10kmも行かないという

方が大半です。

 

やはり街中は曲がりや信号が多いので

燃費も低くなってしまいますね。

 

一方で高速道路となってくると

ほとんどが10km/L

を超えているとのことです。

 

街中と高速道路での差が大きいように感じます。

高速で長い距離を進んでいくのに適した

車と言えますね。

 

レガシィの燃費向上を達成させるには?

燃費は重要ですね。

同じ車種でも

色々と意識していけば、

今の燃費を向上させることができます。

 

先ほども述べたように実燃費は、

カタログ燃費より基本的には

劣っています。

 

ユーザーは一体何ができるでしょうか?

 

 

・発進時

最もエンジンに負荷がかかるのが

この発進時です。

 

ここで急発進してしまうと、

燃費を落とす大きな原因となります。

 

ゆっくりとアクセルを踏んで

緩やかな加速を心がけましょう。

 

 

・走行時

他の車と接近してしまうと、

前の車が思わぬ行動を

してしまい急ブレーキをしなくては

ならなくなります。

 

速度の増減は、

燃費低下の原因となりますので、

可能な限り十分に車間距離を

とり運転しましょう。

 

・部品

車の各パーツも

燃費向上に効果的です。

 

例えば、タイヤを少し細いものに交換したり、

吸排気系パーツを交換したり

といったほう方があります。

 

おそらく、部品の交換は

車の走りにも大きく関わってくるので、

そのあたりの調整はユーザー各自に

委ねられていますね。

 

意識して変わることは、これ以外にもあると思います。

色々と試して燃費向上を達成していきましょう。

 

ここまで燃費についていろいろと知ってもらいました。車の要素はまだまだたくさんありますよね。

レガシィB4やOUTBACKをより理解するには

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