プリウスαはファミリー世代に大人気の車です。
プリウスαは積載性抜群なのはもちろんのこと、何よりあのプリウスがベースです。
ですので、大きい車両サイズにも関わらず燃費もすこぶる良好といいところがいっぱいのクルマですよね!
こちらの記事を読んで頂いている方の中には
- 家族が増えてきた…
- 今後家族が増えるかもしれない…
といった理由でプリウスαが欲しいと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
とはいえ、プリウスαの新車はちょっとお高いです。
そのため、中古ならどうなんだろう…、と迷っているのではないでしょうか?
そこでそんなあなたのためにプリウスαの中古について相場とポイントを紹介していきますね!
なお、プリウスαには5人乗りと7人乗りがありますが、今回は5人乗りを中心に紹介したいと思います。
Contents
プリウスαの5人乗りの中古車の全国相場はいくら?
プリウスαは中古市場ではどの様な相場になっているのでしょうか?
ここでは中古車取扱う大手2社で「プリウスα5人乗り」の全国相場を確認してみました。
その結果がコチラです!
社名(仮名) | 中古登録台数 | 価格相場 |
---|---|---|
A社 | 1838台 | 47.8~369万円 |
B社 | 1795台 | 47.8~339万円 |
※2018年12月時点の車両本体のみの価格を表示。
中古の登録台数が多いのもあるのでしょうが、価格はかなりピンキリですよね…。
せっかくなので、もう少し相場を見てみることにしましょう。
まず、一番安い車両ですが、どうやらこの車両は年式は2011年式で走行距離は19.6万キロであることが確認できました。
やはり20万キロ近い走行距離にもなれば価格は人気車種のプリウスαであってもかなり下がってしまうというわけですね…。
ちなみにその他に価格が安い車両を10台ほど確認した結果、やはり
- 年式が2011年~2012年
- 走行距離が10万前後、もしくは10万キロオーバー
となっていました。
出来るかぎりリーズナブルな価格で程度が良い車両を探すことは中古車購入の究極の目的ではあります。
ただし、多い走行距離のプリウスαの中古を購入する場合でもその車両のメリット・デメリットを含めた状態について説明してくれるお店で購入したいところですよね!
お店によっては状態をごまかすために外装や内装などの見える部分はピカピカにしておいて、非常にお得な車両であることだけをアピールするところもあるようです。
それで肝心な走行状態などについては問題無しの一点張り!なお店は是非とも敬遠した方がよいでしょう。
デメリットを含めてきちんと説明してくれるお店の方が安心出来ますし、何より実際に自分が使用する事になる車両そのものへの信頼が段違いですよね!
逆に高価格帯の車両はどうなんでしょうか?
まずA社の最高価格369万の車両からですが、本当の意味での中古車というわけではないようですね。
実はこの車両は少し特殊で、新車の「S」グレードをベースに販売店独自でエアロパーツの装着や19インチホイール変更、車高調によるローダウンなどなど、ここでは書ききれないほどのカスタムを施して車両を販売していることが判明しました。
エアロパーツやホイール、車高調などはそれら単体でも数万~数十万がかかります。
さらに、そこに取り付け工賃プラス取り付け時間もかかります。
ただし、このようなお店のカスタム車両はカスタムパーツが全て車両価格に込みこみとなっています。
しかも購入後にすぐに走り出せるのが大きな魅力です。
オンリーワンのかっこいいプリウスαを探したい!というあなたにはピッタリの一台かもしれませんね!
※既に売れてしまっている可能性もありますので、その際はご容赦ください。
一方でB社の最高価格339万の車両です。
こちらは「S’ツーリングセレクションGR SPORT’」 というプリウスαの中でもトップグレードの車両でした。
2018年式で走行距離はわずか700キロですが新古車、いやほぼ新車とも言えるでしょう!
こちらのグレードは新車時の車両価格が335万です。
それにメーカーオプションのホイールとHDDナビが装着されています。
実はこのグレードのプリウスαなら同じタイプの新車を購入すると360万以上になります。
それがほぼ新品状態で手に入るともなればかなり魅力的な一台ですよね!
※こちらも既に売れてしまっている可能性もありますのでご注意ください。
もちろん、どちらも1700台以上を取り扱っている大手の中古車会社です。
それだけに今回紹介した車両のほかにも様々なバリエーションのプリウスαの5人乗りの中古が見つかります。
一台一台にメリットはありますので悩んでしまうかもしれません。
しかし、メリットの部分だけではなく何かデメリットが無いかも含めよくチェックしてあなたのお気に入りの一台を見つけてみてください!
プリウスαの5人乗りを中古で購入する時にここだけは気をつけたいポイントを紹介!
ところでプリウスα5人乗りの中古購入時に気を付けるべきポイントとは何でしょうか?
ここで少し検証してみたいと思います。
プリウスαの中でも5人乗りは7人乗りに比べても人気があります。
それだけに中古市場での車両台数も数多く出回っております。
ただし、車両が多いという事はそのぶん車両の状態も色々あるともいうことを忘れてはいけません。
そんな中でハイブリッド車であるプリウスαでは一般的な車両と比較して「走行距離」という項目は非常に重要な要素です。
国土交通省から発表されている自家用車の平均的な一年間の走行距離は約1万キロです。
この1万キロという数字を基準にすれば、あなたがチェックしている車両の走行距離が多いのか少ないのかの判断材料のひとつになるかと思います。
特に気を付けるべき車両はまずは10万キロ以上を走行している多走行車両です。
これだけ走ればハンドルの劣化など、内装各部の劣化が見た目でもわかりやすいでしょう。
しかしそれ以上に気をつけなければいけないのがメーカー保証です。
仮に年式が比較的新しくても「5年、10万キロ」のメーカー保証が適用外になってしまうので要注意です。
逆に年式が古いのに走行距離が極端に短い車両もNGです。
こちらは「走行距離」という要素だけに注目してしまうとうっかり見落としてしまいますよね…(汗)。
極端な話になりますが、例えば2011年式の車両にて走行距離3千キロの車両があったとします。
一年あたりの走行距離に換算すれば約430キロです。
これは一年のうち一回だけ東京から大阪に片道走行してあとはずっと駐車している状態と同じくらいです。
一般的にバッテリーという部品は走った時に充電がされます。
逆に長い間走らない場合は充電は行われば放電のみが発生し続けることになります。
この状態はバッテリーへのダメージが大きく、結果劣化を促進させる事になってしまいます。
ハイブリッドシステムの駆動用バッテリーでは、補機類用バッテリーほど気にしなくても大丈夫とされていますがそれでも少しずつ放電され劣化は進みます。
年式は古いのに走行距離が極端に短い車両は、駆動用バッテリーに良くない環境が長く続いていた車両の可能性がありますので気を付けた方が良いでしょう。
特に年式が2011~2013年あたりの車両を購入する場合は「5年、10万キロ」のメーカー保証が終わっていますので、駆動用バッテリーに関する修理は基本的には自費で行う事になります。
駆動用バッテリーに不具合が発生した場合に交換となると、費用は20~30万ともいわれ安く買ったはずの中古車両が修理費でとても高くついてしまった!という事にもなりかねません。
車両の安い・高いで簡単に判断せずに、しっかりとその車両の年式、走行距離をチェックしてくださいね!
自分に向いているプリウスαは5人乗り?それとも7人乗り?決め手はコレ!
最後にプリウスαの中古で5人乗りと7人乗りのどちらを選ぶのかそのポイントを紹介していきましょう!
こちらについては後で変更することが出来ない分、一番の悩みどころですよね…。
価格と中古市場の車両台数
中古市場においては、禁煙車であったかどうかや、ワンオーナーであったかどうかなどそれぞれの車両で細かく履歴は異なりますのでそれに伴い価格は変動します。
ですので単純に必ずしも7人乗りが高い、5人乗りが安いというわけではありませんが比較条件を年式と走行距離のみに絞って同じ、もしくは近しい条件で比較した際は5人乗りの方が安い傾向にあります。
実際に某大手中古車検索会社にて2013年式の「S」グレード、「走行距離7万キロ」の車両で比較してみたところ5人乗りが138万円、7人乗りが156.6万との結果でした。
2019年1月時点での車両本体価格になりますが、前述しました様に車両個々で価格は変動しますのであくまで参考値としてご活用頂ければ幸いです。
中古市場の車両台数に関して見てみますと5人乗りの方が圧倒的に多く出回っております。
いろんな車両をじっくり比較しやすいという部分では5人乗りの方がよいかと思います。
燃費への影響
7人乗りは車両重量が重く燃費に悪影響なのでは??という疑問をお持ちの方もいると思います。
確かに5人乗りと比較すれば重いのですが、なんとたったのプラス10Kgで収まっています!
これにはトヨタの技術が詰まっており、7人乗りではハイブリッドシステムの駆動用バッテリーの搭載位置を車両前側に変更する為にバッテリーの種類を変更して小型化しているのです!
それにより重量アップをわずか10Kgにおさえて、5人乗りと7人乗りそれぞれの燃費を同レベルとしているあたりはさすがトヨタ自動車ですね!
使用環境
やはり何といっても、実際に使用する環境が5人乗りか7人乗りかを決定する際の最終的な要素になってくるでしょう。
そもそも7人も乗車する機会が無い方や、キャンプやゴルフに行くのが趣味など荷物を沢山積む機会が多い方などは間違いなく5人乗りをおすすめします。
5人乗りは7人乗りの3列目シートを倒した時と比較しておおよそ30リットルほどラゲッジスペースの容量が大きくなっておりますのでキャンプ用品やゴルフバッグなど大型の荷物も楽々積むことが出来ます。
一方で、すでにご家族が多く5人以上でのおでかけが多いご家庭はもちろんですが、沢山の友達とワイワイおでかけする機会が多い独身の方などにも7人乗りはおすすめであるといえます。
7人乗りでも3列目シートを収納すれば5人乗りに匹敵するラゲッジスペースも確保出来ます。
総じて言えば
- 自分は純粋にどういった使い方が一番多いのか
- 自分はどの様な使い方はしないのか
を明確にさせていくのかが5人乗りか7人乗りかを選ぶ基準となります。
是非とも参考にしてみてください!
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