私の場合は、育ち盛りの中学生の頃、お腹ではなくふくらはぎにできました。
当時は今よりも体重が10キロ近く重く、ガッチリとした体型でした。
原因ははっきりとはわかりませんが、恐らく部活等に励み運動をする中、活動後にお菓子やジュースで空腹を満たしていたこともあり、ぜい肉なのか筋肉なのかわからないような硬い肉がふくらはぎのみについていました。
最初は妊娠線ということすら知識がなく、ふくらはぎにひび割れのような線が目立つようになり、皮膚を引っ張ったりすると、線の部分が陥没しているように見え、とても不快でした。
身近な人に相談すると、急激に太ったり痩せたりすると、皮膚の伸縮によって出来る脂肪の線だと言われました。
当時思春期でもあり、容姿に関してはとても気になり、何とか「この不気味な線」を消してしまいたいと、市販の美容液や通販で見つけた「妊娠線を目立たなくする」といったクリームなどを毎日丹念にすり込み、マッサージも欠かさず行っていましたが、線は目立たなくなるどころか、どれもまったく効果がありませんでした。
脚を細くする運動などで、少しでも目立たなくなるかと思い、実行してみましたが、それも効果がなく、これは一生付き合っていかなくてはならない「線」だと諦めてしまい、現在に至ります。
全身に使えるファンデーションなどで一時しのぎで目立たなくすることもできますが、なかなか手入れが面倒で、年齢的なこともあり、いまや生足で外出なんて考えられません。
夏場もストッキングは欠かさず、濃いめのカラーのものを選んでしまいます。
今思い返すと、特に人目が気になる二十代の頃、エステに通っていた時も、エスティシャンに相談したことがありましたが、「目立たなくすることは出来ますが、完全に消すことはできませんね。」と言われました。
現在は当時ほど熱心に「妊娠線を消す」ことに力を注いでいませんが、やはり自分で脚をマッサージした時などは気になる時があります。
美容液や専用クリーム等も時代と共に、一昔前の製品に比べると、効果は多少なりともアップしているのでしょうが、いまだにテレビ番組で取り上げられたり、CM等では見かけることがないので、やはり「妊娠線」というジャンルに関しては、医薬品等でも完全に治すことは難しいのでしょうね。
お腹にできる妊娠線も気になるでしょうが、私のようなふくらはぎ、その他にもお尻や太ももにもできる人がいるそうなので、本当に厄介なものです。