ミドルクラスのワンボックスミニバンとして大人気のトヨタノアですが不具合などの情報が気になる方も多いのではないでしょうか。
今回はノアのリコールや不具合に関する情報を検証してみたいと思います。
トヨタノアの不具合報告はどんな感じ?
引用:https://toyota.jp/noah/interior/?padid=ag341_from_noah_navi_interior
クルマの調子が悪いと不安になりますね。
特に旅行先でエンジンがかからない、ドアが閉まらないなどのトラブルが起こってしまったら楽しさも半減してしまいます。
日常で気になる症状を抱えていても、修理代はどのくらいかかるのだろう等の心配事が積み重なってしまいます。
トヨタのクルマは故障が少ないので有名ですが、それでも絶対ではありません。
現行型ノアでは走行中が止まった、エンジンが不調でかからない等の深刻なトラブルの声は聞こえませんでした。
初代や2代目ではエンジンが不調になる時もあるようです。
引用:https://toyota.jp/noah/interior/?padid=ag341_from_noah_navi_interior
クルマも5年を過ぎると使い方によって調子に差が出てきてしまいますし、主要部品が寿命を迎えてしまうといった事例もあります。
エンジンが不調になる場合は燃料を吸い上げる燃料ポンプの寿命の場合が多いです。
いきなりエンジン止まるのではなく、前兆症状としてフロア下からウィーンというモーターの様な音が常に聞こえ出したら点検に出した方が良いでしょう。
ガソリンを吸い上げられなくなるトラブルですが修理代は5〜10万円程はかかります。
セルモーターが故障すると、スタートボタンを押してもモーターが回らなくなります。
新車時は勢いよく回りますが寿命が近づいてくると回り方かわ引っかかるような症状がでてきたら見てもらった方が良いと思います。
セルモーターが故障するとレッカーのお世話にならなくてはならず、修理代も10万円近くかかります。
アイドリング不調やエンジンのフケが悪い場合はエンジン内部にスラッジという汚れがたまっている可能性が高いです。
オイル交換を怠っていたりエレメント交換をしていないとエンジン内部に汚れがたまり、充分に潤滑ができなくなります。
引用:https://toyota.jp/noah/interior/?padid=ag341_from_noah_navi_interior
そのまま使用していると、最悪の場合はオーバーヒートしてエンジンが焼き付き使用不能になってしまいます。
初期症状のうちはエンジン内部のフラッシングといって汚れを落としてからオイル交換をすれば復調しますから早めに診てもらいましょう。
CVTが滑り出すとキューンという異音を出すことがあります、制御不良の場合はコンピュータ診断とプログラム変更ですみますが、アッセンブリー交換になると40万円程かかる可能性がありますから日頃からミッションは丁寧に扱う習慣をつけましょう。
トヨタノアのリコールの情報を知りたい!
引用:https://toyota.jp/noah/interior/?padid=ag341_from_noah_navi_interior
ここまではトヨタノアの不具合情報についてお知らせさせて頂きました。
ここではノアのリコール情報について検証してみたいと思います。
メーカーが製造しているクルマに不具合が発覚した場合にはリコールとして届け出をして対処します。
ユーザーのもとには封書で通知が届き、販売店に整備の予約をして入庫すると不具合箇所の部品等を無料で交換して貰えます。
大規模なリコールだと報道で発表されたりしますが、ほとんどの場合は通知がきて初めてわかる場合が多いですから自分のクルマが対象になっているか確認したい場合はメーカーのホームページで確認するとよいでしょう。
現行型ノアはリコールが発生しているのか調べて見ました。
引用:https://toyota.jp/noah/interior/?padid=ag341_from_noah_navi_interior
平成29年7月
無段変速機(CVT)のトルクコンバータにおいて、製造ばらつきにより、ロックアップクラッチの構成部品の一部に強度が不足しているものがあります。そのため、頻繁に加減速を繰り返すと当該クラッチが作動しなくなり、警告灯が点灯しフェールセーフ走行となる場合があります。
当該現象が発生し修理をご用命の場合、下記の通り無料にて修理対応致します。
形式DBA-ZRR80G 製造期間 平成25年12月~平成28年2月
形式DBA-ZRR80W 製造期間 平成25年12月~平成28年 2月
形式DBA-ZRR85G 製造期間 平成25年12月~平成28年 4月
形式DBA-ZRR85W 製造期間 平成25年12月~平成28年 1月
上記のような現象のご用命について、トヨタ販売店で点検の結果、該当する場合は、トルクコンバータおよび無段変速機内の一部構成品を補給部品と交換(無料)させていただきます。
引用:https://toyota.jp/noah/interior/?padid=ag341_from_noah_navi_interior
平成30年1月31日
エアバッグ制御システムにおいて、(1)加速度センサまたは(2)圧力センサ内ICチップの製造条件が不適切なため、IC内部で断線することがあります。そのため、エアバッグ警告灯が点灯し、エアバッグが正常に作動できないおそれがあります。
(SRSサイドエアバッグ、SRSカーテンシールドエアバッグ装着車のみが対象となります。)
形式DBA-ZRR80G 製造期間 平成27年 5月20日~ 平成27年10月27日
形式DBA-ZRR85G 製造期間 平成27年 5月20日~ 平成27年10月27日
形式DAA-ZWR80G 製造期間 平成27年 5月20日~ 平成27年10月27日
全車両、各センサの製造番号を点検し、該当する場合は良品と交換します。
トヨタノアの不具合とリコール対応状況まとめ
引用:https://toyota.jp/noah/interior/?padid=ag341_from_noah_navi_interior
ここまではトヨタノアの不具合情報やリコール情報についてお知らせさせて頂きました。
ここからはノアの不具合とリコール情報の対応について検証していきたいと思います。
前述したようにトヨタは不具合が判明した場合は迅速にリコールとして発表して対応してくれています。
過去には世界的な事例をみるとリコール隠しという不祥事が発覚したメーカーもありますから、信頼のおけるメーカーだといえるでしょう。
引用:https://toyota.jp/noah/interior/?padid=ag341_from_noah_navi_interior
リコールとは
自動車が道路運送車両の保安基準に適合しなくなるおそれがある状態、又は適合していない状態で、原因が設計又は製作の過程にある場合に、その旨を国土交通省に届け出て、ご使用のお客様にご連絡して無料で修理します。
改善対策とは
自動車が保安基準に不適合状態ではないが、安全上又は公害防止上放置できなくなるおそれがあり、原因が設計又は製作の過程にある場合に、その旨を国土交通省に届け出て、ご使用のお客様にご連絡して無料で修理します。
サービスキャンペーンとは
リコールや改善対策に該当しないもので、商品性の改善等のために、国土交通省に通知し、サービスキャンペーンを実施しています。 お客様にご連絡するか、トヨタ販売店へご来店時にお知らせして点検・修理します。
引用:https://toyota.jp/noah/interior/?padid=ag341_from_noah_navi_interior
上記の様にリコールに該当しない事例であってもサービスキャンペーンとして部品の点検と交換を行っています。
クルマは何万点もの部品でくみ上げられた集合体ですからどのように精巧に作ってもどこかしら不具合がでてきてしまいます。
ユーザーは製造者の決められたメンテナンスをきちんと実施してこそ機会であるクルマの安全にもつながってきます。
大切に取り扱えば不具合の発生は最小限におさえられ、旅先で大変な思いをしなくても済むわけですね。
メンテナンスをユーザーが定期的に行うためには定期点検というプログラムがありますが年数が経過するごとに経済的負担も大きくなるために、最初から整備込のプランをメーカーが実施しています。
引用:https://toyota.jp/noah/interior/?padid=ag341_from_noah_navi_interior
機械的な知識に自信がない方は金額も明瞭なプランを選択したうえで加入することをおススメします。
引き取りや納車も請け負ってもらえますから忙しい方にはうってつけだともいえますね。
正しく整備して故障のないカーライフを送っていただくことを願ってやみません。